昨年の夏、制作初日の朝に突然ズドーンと「横になって描く画法」が降りてきました。
思いもよらなかったような描き方で衝撃でした。
その月の制作では、秋の個展のDMに使用する一番大きなサイズの絵画を描く予定だったので、そんな描き方をして失敗したらどうしよう…と、困惑しました
でも、不安や心配より、実践したくて実践したくてウズウズする気持ちの方が勝ってしまいました。
失敗を覚悟でその画法で描いてみると、想像もつかないような新鮮な表現ができ、楽しくてワクワクの止まらない歓喜の渦に入ってしまいました!
そして、それだけではなく、その画法がさまざまな点から深い癒しと発見につながることにも気づき、私だけに留めておくのではなく、広く伝えていきたいという気持ちが湧き上がりました。
具体的には、絵画の隣で横になり、慈しみ育てるように子守唄を歌いながら描きます。
その画法で制作した絵画の癒し効果が高いようで、昨秋の個展で最大サイズの絵画を中心に多数ご購入いただきました。
私自身も横になった瞬間からリラクゼーション状態に入り、肩の力を抜いて、歓喜の中で描くので
描き手の癒しにもなります。
さらに、絵画を自分の「幼なごころ(インナーチャイルド)」に見立てて描くと、深い癒しにもつながることに気づきました。
また、横になって描くことによって目から入る情報が狭まるため、制作における思考がさらに減少し、より一層直感的に描けるようになりました。
この画法は将来的に、ベッドから起きることのできない方にも絵筆を取ることが可能なセラピーにつなげられるかもと思いました。
そこで「ねんねこアートセラピー」という名称で商標登録申請を行ったところ、2023年4月に月無事に査定が通り、商標登録証が届きました!
私もだいぶこの画法に慣れてコツもつかめてきたので、今後はアートワークや1日1組限定のプライベートアートセッションなどを開催していけたらと思っています。